初めてのAKB48コンサートと、ゴールデンボンバーのライブを比較*雑な感想
そういえば、先日縁あって、はじめてAKB48のコンサートに行ってきました。
3月26日(土) 、「祝 高橋みなみ卒業“148.5cmの見た夢”in 横浜スタジアム」の1日目、「AKB48 単独コンサート」です。
人様のブログに詳細がまとめてあったのでぺたりさせていただきました。
新鮮な気持ちのうちに書けばよかったんですが、だいぶ忘れてきちゃってるんですが、それでも強く感じたことはちゃんと心に残っているので、書き残します。
はじめてのAKB48コンサートの感想は
初心者に優しくないなあでした。
まず、そもそもかつての神7みたいなメンバーしか知らないので、ほとんどの女の子が「可愛い衣装着たスタイルの良い女の子」でしかなかった。
ゆきりん可愛い。まゆゆ可愛い。は肉眼でもわかりました。もちろん他のみんなも可愛い。
でもあんなにでっかいモニターが後ろにあるんだから、少数のユニットで歌うときくらい名前出してくれてもいいんじゃないのか。
特に「え?」って驚いたのは、ほんの数名でやるMCで誰も名乗らないこと。
これは衝撃でした。
知ってて当たり前の世界として展開されている?のかな。
私はバンドのライブには何度か行ったことがありますが、最初のMCでは必ず「メンバー紹介」があります。
これって、当たり前だと思ってたけど違うんですね。
いえ、私がしたいのは礼儀だろとかマナーだろとかそういう主張よりも、せっかく「あ、この子面白いこというやんけ~」という感想を抱いても、その子が誰だかわからないまま終わってしまうシーンがあまりに多かったのです。
すごくシンプルに、もったいないなと。
(ちなみにあの日、トークがキレてたな~と私が感じた子は、みゃおちゃんと呼ばれていた気がします)
もうひとつは横浜スタジアムという会場について
これはたぶん会場の問題だと思うんですけど、音ちっさと感じました。
野外ですし、夜に差し掛かってましたし、そもそも比べる対象はバンド音楽なのでそんなものなのかもしれませんが、とにかくいわゆるライブ感が物足りなかった。
「あっ始まったのか」
「あ…終わった…」
「お、アンコール…」
「あ、終わった…」
くらいあっけなかった。
隣の友人と普通の声量で会話ができてしまうなんて…。
音量の影響がたぶん大きいんですが、会場とステージの一体感みたいなものも感じることが難しかった。
一応なんとなく手持無沙汰にならないようにサイリウムはもってたんですが、うーん。
ただ一方で一番盛り上がったのは、やっぱり近いところまでメンバーがきてくれたときですね!
近くの女子中学生2人組が一生懸命うちわでアピールしてて(たぶん「ピースして」のメッセージ)、メンバーがそれを見てピースしてくれたりすると、自分のことのようにテンションがあがりました。
逆に、「生」を感じられたのはそのときくらいだったかもしれないです。
ゴールデンボンバーのライブと比較してみる
先に断っておくと、私はにわかもいいところで、ライブには何回かファンの友人に連れて行ってもらったことがある程度です。
とりあえず事前にアルバム1枚聞いておけば大丈夫、という感じでそれだけの予習で臨んだ初めてのライブは、それはそれは楽しめる内容でした。
一番は、メンバーのみなさんが「今日が初めての人もいるはずだ」ってことをとにかく意識してくれているおかげであったと思います。
- 振付のある曲もあるので、知ってる人は一緒に踊ってくれたらうれしいです
- 知らない人も、僕たちを見よう見まねでやってみたら楽しいと思います
- でも、棒立ちも全然オッケーです。自由に楽しんでください
こんな感じ。
とくに最後の発信は重要で、やっぱりファンのなかには「せっかくライブに来ているのに、全然盛り上がっていないやつなんなの!!」という思いを抱く人もいるようなので、メンバー本人がOKしているっていうのは変なわだかまりを生まなくていいなあと思いました。
なお、上記が親切設計の「毒グモ女」という曲です。
曲中で振付を紹介してくれるので、見たことがない方はぜひ3分あたりからご覧ください。
特にまとめの言葉も見つからず
という感想でした。で終わります。
ひょっとしたら、劇場公演とかだともっともっと楽しいのかもしれないですね。
でもバンドマンも、ライブハウスの規模から武道館まで工夫してるしなあ。
アイドルとバンドと、男と女と、人数と会場と、何もかも比較対象が違いすぎてはいるのですが、貴重な体験を率直に記させていただきました。
おしまい。