接客業の醍醐味。「ありがとう」という言葉は、承認欲求を満たしてくれる魔法の言葉
うんうん、と同調のエントリでした。
Q.接客業における「やりがい」とは
A.「ありがとう」がもらえること。
という回答が一般的かと思います。
私も基本的には、やりがいはそこからしか見出すことが難しいと思います。
数字の目標があるのでない限りは。
ただ、「ありがとう」のその先で、「個としての評価がもらえている」というのも喜びポイントかなと思っています。
「ありがとう」と感謝されることは、もちろん接客業でなくとも仕事の中の様々な場面であり得ます。
もっと言うと、日常生活で家族や友人から「ありがとう」と言ってもらえることは多々あるでしょう。
それらはすべて、「私」のなんらかの行動に対しての感謝です。
「美味しかった」「ごちそうさま」「楽しかった」「また来たい」など、サービスを提供していると、もらってうれしい言葉はたくさんありますが、その中でも一番直接的で、「誰か一個人」に向けてもらえる最上級の言葉が「ありがとう」であると思います。
自己承認欲求のかたまりみたいな私からすれば、「感謝される」「評価される」というのは「認められている」と感じることができる非常に大事な瞬間です。
事実、メイド喫茶でアルバイトを始めた動機はまさに「個人が評価される」だろうという目論見からでした。
働いているときは、「かわいい」と言われるよりも、「面白い」と言ってもらえることが好きでした。
(可愛い服着てるんだから割り増しですし、顔については明らかにもっと可愛い子がまわりにいるので信用ならない&私の努力の結果ではない&そもそもかわいいは挨拶みたいなもの、と思っていたため)
ちょっと脱線しますが、先日法事でお坊さんにちょうど「ありがとう」の語源について説いてもらってました。
もとは仏教語なんですね。
仕事はきっと、多かれ少なかれ誰かに「ありがとう」と言われながら行っている
それが顧客か、社内の人間か、身内の人間かはわかりません。
けれど、価値を生み出す行動を行えば、誰かがその自分の行動に対して「ありがとう」という言葉をくれるはずです。
接客業は、それの相手がお客様になるので、「ありがとう」がもらえるハードルは少しあがります。
だからこそ、もらえると嬉しかったりします。
(また蛇足ですが、社内コミュニケーションに導入している会社なんかも最近よく聞きますよね)
私も社内外問わず、「是非!双葉さんだからお願いしたいんだけど…」から始まり、「ありがとう!やっぱり双葉さんに頼んでよかった」と言ってもらうことに、やりがいと生きがいを感じますね!
えっへん!って気持ち。