独身OLとフェレット

独身OLの日常。フェレット飼ってます。酒とか旅行とか好きです。

転職活動中なので、前職を選んだ理由と次の職に向けてのことを*今週のお題

今週のお題「今の仕事を選んだ理由」

 

なんともタイムリーなテーマでびっくり。

みなさんの投稿、楽しみに見させていただきます。

私が書くのは下記。

  • 前職に就いたとき(新卒で入社したとき)のこと
  • 前職を辞めたこと
  • 働くってなんだろう

 長めです。

 

 

2013年卒として、就職したときのこと

4年制の大学を無事卒業して、一般企業に就職しました。

就職活動というものを経験しました。

 

やっていて、「ああ、意味がわからないなあ」と思っていたような気がします。

 

実績としては、一番初めに出た内定企業にそのまま就職というかたちです。

応募した企業は20社程度でした。

リクナビさんやマイナビさんから「目指せ!今週中のエントリー100社!」みたいに煽られていたので、ひょっとしたら少ないほうかもしれません。

 

「なんとなく興味がある大手企業」という第一志望に落ちる

 

正直なところ、「この企業で働きたい!」とか、「こういう生き方がしたい!」とか、仕事を通じた明確なビジョンや目標は、最初から最後まで見出せませんでした

でも就活の「テクニック」としてはそういうものが必要なので、なんとなく買った書籍に沿って、自己分析なるものをしてみました。

 

自分に向き合って、「なぜ」「なぜ」と自問自答を繰り返す作業自体には、少なからず意義はあったと思います(やったことなかったので)。

 

ただ、なかなかそれを「社会に存在する企業」に結び付けるのが難しかった。

電気ガス水道とか、そういうのはなんか面白くなさそうだし……、「エンターテイメント性」がある、働いてて面白そうなところがいいなあと漠然と感じていました。

 

そんな浅はかな考えから、まず最初に、大手玩具メーカーを2社ほど受けてみました。

大本命(と自分で思っていたところ)は、気合を入れて書いたエントリーシート段階で撃沈。

もう一社は1次面接に行ったけれど、そこでお祈り。

 

正直、あっけなさ過ぎてポカーンでした。

でも、グループ面接だった1次選考で周りの人を見たとき、「あ、こういうエピソードを持っている人や、未来への展望を持っている人と並べられたら、そりゃ私はダメだよなあ」と妙に納得もしたものです。

完全に甘かったのでした。

 

反省を活かして次の企業選びに入る

 

よく考えたら、私そもそも玩具とかそんなに持ってないし、玩具で遊んだ幼少期とかの記憶もあんまりないや。

ちょっと好きなアニメの版権がその会社にあっただけだわ。

そりゃ通過は難しいわ。

 

ということで、もうちょっと、「自分が時間やお金を費やしていることはなんだろう」と考えてみました。

物を買ったりコレクションしたりする趣味はないけど、遊園地とかゲームセンターとか、レストランとかホテルとか、そういう「場所」に行って楽しむことはよくしてるかも!!

というまたも浅はかなひらめきから、レジャー関係の企業にエントリー。

 

しかしこのうちの大手一社が、最終面接まで進むんです。(フラグ)

 

面接5回にテストが2回と、選考多すぎだよと思いましたが、最終の社長(役員だったかな)面接まで行けたんです。

このときは、もうすべてを注ぐ必要があると思っていたので、ばかばかしいと思っていたOG訪問もしました。

(単純に、面接が進むにつれて話すネタがなくなってきたというのもあります。前回の面接内容を、カルテのごとく次の担当者に渡していたので新しいことをいう必要性があった)

 

まあしかしこれも、最終面接で散りました。ちーんです。

さすがに凹みました。

 

 

内定が取れたのは、都内じゃない立地のベンチャー企業。

 

大手レジャー企業の不採用通知がきた2日後、実は並行して受けていたベンチャー企業も最終面接でした。

気持ちを作り直すのが大変でした。

 

社長との面接では、正直何を話したかあまり覚えていないのですが、帰り際に「結果を1週間も待てません。今日面接をして、私がいいかどうかという判断に1週間もかかりますか?もう決まってますよね?できるだけ早く結果が知りたいです」と必死の訴えをし、翌日に採用の連絡が。

思い返すとなんとも図々しいですし、他の候補者と比較して選びたい気持ちとかいろいろあったのでしょうが、いただけた連絡に二つ返事でOKをして私の就職活動は2012年のGW前に無事終了しました。

 

何故突然ベンチャー企業を受け始めたのか

 

「ちょっといいかもと思っていた大企業に落ちた。他にいいと思える会社を、このハイスピードすぎる就活中に吟味して見つけることが難しそうだ。」

 

「そうだ、そしたら落ちた企業に転職して入れるようになる、そんな経験ができる企業を探そう」

 

これがベンチャー企業に気持ちが向いた浅はかな動機でした。

 

大企業    :きっと入社してすぐに裁量のある仕事は任されない。お茶くみやコピーをするに違いない。

ベンチャー企業:きっと入社してすぐにある程度の仕事が任される。たたき上げでもいいから経験を積める。なんなら役職者になるのも早いかもしれない。

 

私の目標は、「ちょっとよさそうなベンチャー企業に入って、3年くらいでなにか実績を身につけて、なんなら役職も手に入れて、転職であの玩具メーカーに入ろう」ということでした。

 

 

で実際、2年半で退職しました。

 

それが昨年11月頃のことです。

実績についてはよくわかりませんが、いろんな経験と、一番ちっさい役職もゲットしていました。

 

正確には入社した当時の目標が突き動かしたわけではなく、「そろそろ飽きてきちゃった」「他の会社にも興味があるぞ」「このままこの会社にいると順調にステップアップしてしまって、徐々に離れがたくなってしまうのではないか?」という思いがふつふつと沸いて、退職の意を表明したのでした。

 

ありがたいことに引き留めてもらいましたが、円満に退職できています。

 

 

現在、退職後3か月程度。無職。

 

はい。

いざ辞めてみたら、新卒で就活していた時とあんまり進歩してない思考でした。

 

あの時と違うのは、短いながらに社会人経験を身につけたことと、自分のペースで仕事を探せるということ。

 

企業に就職するだけが人生じゃないとも思い、起業も考えました。(実はちょっと、やりたいことがある)

今時っぽく、PCひとつでノマド的に稼ぐことも考えました。

 

考えているうちに時間が過ぎて、びびったのは、世の中生きてるだけでこんなにもお金が溶けていくのかという事実。

 

年金だの、国民健康保険だの、住民税だの、正直国に殺されるという感覚にすらなりました。

今まで給料から、こういうものが天引きされていたのか……頭ではわかっていたものの、収入のない口座から支払うときの現実味ときたら半端じゃないですね。

 

働かないと死ぬ(物理的にも、社会的にも)

 

やっとわかった。

働かないと死ぬ。

 

ただ、物理的に死ぬことを回避することはたやすい。

バイトとか、まだまだ若いしいくらでも受かるし。

会社だってなんでもよければ、まだまだ若いし選べるところはいっぱいある。

 

問題は、社会的に。というところ。

 

これ、気にしない人は本当にいいと思うんです。

羨ましいです。

私、他人の目が気になるので、プライドとか、そういうのが邪魔して、「とりあえず物理的に死ななければいい」って思考にはどうしてもなれないみたいです。

 

いわゆる、「せっかく大卒なのに、結婚もせずにフリーターな私」に自分自身が耐えられないという壁。

「とりあえず働いてる」という状態ではなくて、「小さくて無名だけど、すごく自分がやりたいことがやれる会社で働いてるわたし!!」とか、「仕事内容にさほど興味はないけど、企業名を言ったら誰でもわかるようなところで働いてるわたし!!」になりたくてしょうがないようです。

恥ずかしい。本当に恥ずかしい。

 

ということで、絶賛転職活動中。しかし襲い来る「天中殺」

 

占いに行ったら、私、今年の2月から2年間の天中殺に入るそうなんです。

(去年の段階から知ってた)

 

天中殺 - Wikipedia

この時期はいわゆる、結婚とか引っ越しとか転職とか、新しいことを能動的にやってもうまくいかないからね!っていうシーズンです。

 

はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

占い師の先生のアドバイスとしては、「だからといって働かないってわけにはいかないんだろうし、この時期には一生ものの仕事を見つけるとか気張った考えは捨てて、とりあえず生きるための就職をすることじゃないかしら。天中殺を抜けたら、またいい方向に向いてくるわよ」とのこと。

 

物理的に死ぬことを避ける選択を、「ひとまずせよ」ということらしい。

新卒の時もわたし、「ひとまずの決断」だったんだけど…いいのでしょうか……。

 

気張らずに、死なないように働こうと思います。

 

これが「次の仕事を選ぶ理由」になりそうです。

もちろん、そんな中でもいろいろあるわけですから、「前職の経験が活かせる」とか「待遇がいい」とか、吟味していきます。

あっ、でも気張らず欲張りすぎずに。うんうん。

 

おしまい。