卒業生代表の「答辞」と、メイド喫茶での「卒業イベント」*今週のお題
今週のお題「卒業」。
社会人になると、あまりそういう季節だってことを感じなくなっちゃうんですね!儚い。
自分が何回か経験した「卒業式」について、さらっと記載していきます。
中学の卒業式
生徒会長をしていたので、答辞を読みました。
よく覚えているのは、学年主任の男性教諭に「是非、みんなを泣かせるシナリオでお願いしたい」と言われたこと。
実際に書いた内容をその先生に添削(検閲)してもらったら、「(←ここで涙ぐむ)」とか「本当はまだ、卒業なんてしたくありません」という表現だったところが「本当はまだ、卒業なんてしたくない!……(叫ぶ。そのあと少し間を置く)」と、演劇の台本かよっていう加筆修正がされていたあたりが印象的でした。
ある程度は踏襲して、ちゃんと泣きながら読んで、卒業生のみなさま(一部)にも泣いていただくことができ、先生にも褒めてもらいました。
おお、調べると結構「泣ける感じでお願い」ってリクエストはあるみたいですね。
よくないですね。
高校の卒業式
生徒会長をしていたので、答辞を読みました。
内容はあんまり覚えていないのですが、この卒業式で印象的だったことは、母がPTA会長だったので、母と原稿がかぶらないように打ち合わせをして臨んだことですね。
親子で順繰りに登壇する経験はなかなか貴重でした。
バイトの卒業式
過去のエントリでメイド喫茶勤めをしていたことがあることには触れていますが、辞めるとなると「卒業式」という名目でその日のお店はイベントになります。
たかみなが卒業するってほどインパクトはないのですが、3年も4年も働いていれば、それなりに顔を見知ったお客様も多いので、挨拶の機会を設けてもらえるっていうのはありがたいなーと思いました。
誕生日もイベント化しますが、やっぱり自分がメインの企画って、緊張もしますけど喜びも大きいですね。(自己承認欲求の塊なので)
「最後だから」とお店に顔を出してくれるお客様や、一緒に写真を撮ってくださるお客様や、なんやかんや、来店人数から売り上げまで通して、働いてきた集大成がそこに現れていた気がして満足でした。
これもまた、貴重な経験でした。
おわりに
学生の頃みたいに、みんなそろってせーので「卒業」みたいなことをする経験って、ひょっとしたらこの先の人生そうそうないことなのかーと思うと、なんかちょっとしんみり。
日常的にいろんなことから卒業(継続していたことをやらなくなる的な意味合い)をしているけど、「今日で卒業!」みたいなことはあんまりなくて、気づいたら卒業していることの方が多い。
でもなんか、「辞める」とか「終える」より「卒業」って、「旅立ち」っぽいイメージがある単語だから、前向きでいい感じがします。
だから卒業は、大抵「おめでとう」なことなんだろうなあとも思います。
私もはやく、止まらない肥大化から卒業したい……。
おしまい。
▼メイドがどうこうって件の過去記事