みなさんは、どういう人と「お友達」になってきましたか?*長いだけの自分語りです
中学時代の唯一と言っていい友達と、先日久しぶりに連絡を取りました。
最後に会ったのは、たぶん彼女の引っ越しを手伝った5~6年前。
高校生くらいまでは、たまにメールのやりとりをしていたような気がする。
とは言え、「アドレス変えました」の連絡なんかをきっかけに近況報告をする程度だった気がするけど。
LINEが連絡手段の主流となりかけた折、彼女はスマホを持っておらず、その後私がアドレスを変更したことを通知しないままに関係が途絶えていました。(つまり私が関係を断っていたようなもの)
自分でやっておきながら、あんまり気にしていませんでした。
家も知っているし、携帯の番号も知っているし。
今はナンバーポータビリティとかでそうそう携帯の番号を変えることもないだろうから、連絡が取りたくなったらいつでも取れるんだし、と思っていたのでした。
最初は、親同士の付き合いでできた友達
ここで私の友達遍歴を遡ってみようと思います。
まず、実家周辺の、いわゆる「幼馴染」という関係。
生まれてから幼稚園くらいまで交流のあった、同い年の女の子がいました。
この子とは、幼稚園→小学校→中学校→塾と接点は比較的ずっとありましたが、いわゆる「部活や所属するグループ」が違っていったので、私の中では「すごく仲の良い友人」という感じではありました。
よって「友達」としてノーカン。
自分で「仲良くなった」と思えた最初の友達は、ヲタ友
小学生の時、この子は友達だ!親友かもしれない。と初めて思える女の子と出会いました。
4年生くらいの時だったと思います。
たまちゃん(仮)と呼ぶことにします。
彼女とは何で通じ合えたかというと、「共通の趣味があった」という点です。
そうです、ヲタ趣味です。
腐女子です。
少し話は脱線しますが、私は最遊記という作品にて、無事ヲタ道および腐女子の道へ進みました。
若干4年生の頃です。(ホモに覚醒したのは6年生が近くなったころだったかな…)
出会いは忘れてしまいましたが、たまちゃん(仮)はテニスの王子様か何かにハマっていて、毎週のアニメの話とかで盛り上がっていたんだと思います。
たぶん。
学校では基本的にいつも一緒に過ごしていました。
5年生、6年生は同じクラスだったんじゃないでしょうか。
たまちゃん(仮)は、中学受験をして私立の学校へ行ってしまったので、そこで関係は断たれてしまいました。
卒業式は、それを悲しんでちょっと泣きました。
中学校生活前半は、あんまり楽しいことはなかった
中学校は、基本的に闇の時代でした。
あんまり楽しい思い出がありません。(別に過度にいじめられていたとかいうことでもないのですが)
いわゆる学区の兼ね合いで、A小学校から来る子とB小学校から来る子がいるわけなんですね。(お前どこ小学校?的なアレ)
私は吹奏楽部に入っていましたが、自分と違う小学校の子がかなりの割合を占めていて、部活であんまり居場所がないなと感じていました。
けれどクラスでは、後に性同一障害だということをカミングアウトしてくれることになる姫ちゃん(仮)とつるむことが多かったように思います。
ただそれはクラス内だけでの話で、放課後に遊ぶとかそういう関係ではありませんでした。
姫ちゃん(仮)は2ちゃんねらーで、当時「藁」とか「逝ってよし」とか言語化してくるやばいやつでした。(一人称はオイラ)
でも男女ともに友達の多い、明るいやつでした。
中学2年生になっても姫ちゃん(仮)とは同じクラスだったわけですが、残念ながら姫ちゃん(仮)と小学校も同じで、部活も同じのもっと仲の良い子も同じクラスになったため、私との関係は自然と疎遠になっていきました。
(ちなみにあなたとの交換日記止めてるの私です。ごめんね)
やっと出会えたお友達
そんな中、部活にとにかく明るい安村♀(仮)がいました。
「おーーーーっすおはよーーーー!!!!(背中バッシーン)」
というタイプで、ボディータッチが苦手な私はどちらかというとその子のことも苦手だったのですが、
「双葉漫画とか好きでしょ!?2組にすっげーたくさん漫画持ってる友達いて、家いつ行ってもいいみたいなとこだからさ~今度一緒に行こうよ!」
と誘われたのをきっかけに出逢うのが、とても仲良くなれる、りっちゃん(仮)でした。
りっちゃんは、漫画が好きでアニメが好きで絵をかくのが好きな美術部の子でした。
初めて家に行ったとき、本棚に最遊記があって、「アッ……」ってなりました。
それからは、放課後や休日に遊ぶ友達はりっちゃんになりました。
授業中に手紙を書いて、休み時間にりっちゃんに渡しに行きました。
(なお、内容は痛いオリジナルキャライラストの設定の送りつけ合いなどです)
高校受験でバラバラになってからはたまに連絡を取る程度の関係でしたが、思春期をともにした体験からか、なんでかわかりませんが、気持ちだけは「ズッ友だょ…」と思える相手でした。
華の女子高生、淡々とした大学生活
高校時代はバラ色でした。
女子高でしたが、仲の良い友達ができ、かつ仲の悪い・苦手だと感じる人間も少なかったです。
この時期だけは「グループ付き合い」をしていて、自分を含めた5人組で何かの行動を共にすることが多かったです。
その中にも1人、特に仲の良いと思える友達がいましたが、同じ「ヲタ趣味」でもジャンルがかなりかけ離れていたことから、高校卒業後にはSNSでつながるだけの関係になってしまいました。
大学では、3人組で行動することが多かったです。
1人は高校から一緒だった5人組にいた子。
もう一人は大学で出会った、1年浪人してる年上の子。
ほとんど、ヲタ趣味とか抜きで付き合ってました。
なおこの2名とも、現在はSNSでたまにコメント飛ばしあう程度の関係の様子。
今でも一番遊んでいるのはアルバイト仲間
また大学時代アルバイトを始めたのですが、ここで知り合った友人勢が一番「友達」として深く長く接しているように思います。
特に仲良くなったフランクリン♀(仮)ちゃんは、いわゆるバンギャル。
舌貫通してるピアスがあるタイプの女の子でした。ロック。
私も好きなV系バンドがいたこともあり、カラオケしたりする中で波長が合ったのか、非常に仲良くなれました。
どっちもバイトはとっくにやめていますが、SNSでのやり取りをはじめ、月1くらいでは顔を合わせているように思います。
この子以外にも数人、アルバイト時代にできたお友達とは結構な頻度で交流があります。
ただクラスメイトだったら友達になれなかっただろうな……というような、ギャルとか、キャバ嬢とか、地下アイドルとかタイプは色々でした。
社会人になってからも友達はできた
新卒で入社した会社では、自分を含めた7人の同期が非常に仲が良くなりました。
男2:女5の比率です。
ほとんどが地方からの上京で一人暮らしということもあり、週末もつるんで遊ぶことが多かったです。
女子5人のうち、自分を含めた3人は過去にヲタ趣味を抱えていたことがオープンになり、特に交流を深めることに。
ただ、お互いのジャンルは異なるものであり、現役の子もいれば名残だけがある人間もいたので、「理解できる過去を抱える者同士」という共通点で繋がっていたように思います。
私が「友達」と認識をする相手のまとめ
(各エピソードをダイジェストで書いていると、いまいち伝えるべき要素がピックアップされていないような気がするのですがまあいいか)
私が定義づけている「友達」は、基本的にプライベート(放課後、終業後、休日)の時間を、2人きりで2回以上過ごしたことがある人からカウントしています。
なので、
- グループ付き合いすることは頻繁でも、個別に遊ばない人はノーカン
- 1回だけ「遊んでみる」ことは往々にしてあるので、2回目がなければそれもノーカン
ということになります。
そのため、一方的に友達だと思っていただいているケースはよくあります。
また、仲良くなれる人はかならず「思いやりがある」人だなあと思います。
配慮というか、気づかいというか、相手の気持ちになって考えられるというか、私はそういう人が好きみたいです。
その上で、さらに大体下記のどれかに該当しているような気がします。
- ヲタ趣味がある
- 時間やお金をかける趣味がある
- 人当たりはいいが、仲の良い友達は少ない
この辺の属性の人は、なんとなくですが「偏見が少ない」「1人の友人にべったりと固執しすぎない」のか、人間性の部分でお付き合いができる気がします。
(プリキュア仲間!!!飲み友達!!!とかじゃなくて)
冒頭の、りっちゃん(仮)のエピソードで〆
メールは送れなかったので、SMSを使って、携帯の番号でメッセージを送りました。
久しぶり~と近況報告をして、近いうちに一回会お~なんて話の流れになって、ああ、数年ブランクがあってもちゃんと繋がっていたんだな……とか勝手にじ~んとしていました。
その時の一幕。
ズッ友だった……!(ぶわっ)
来週会うのが楽しみです。
いつも仲良くしてくれるお友達のみなさん、ありがとうございます。
みなさんも、1人でもお友達がいるようでしたらたまに大事にしてあげてください。
お友達がいない方、私とかはいかがですか。